ささきの考え

ただの薬剤師。趣味は哲学とスピリチュアル。考え行動したことや、Twitterでは書けない思いの丈を綴った長文や考察を記事にしてます。ツイッター→https://twitter.com/ssk_ske

ゴーゴー幽霊船の考察Part4

前回の記事で触れた歌詞、
"空の雷管とペーパーバック馬鹿みたいに呼吸を詰め入れた"
について、実はもうひとつ考察がある。前回は比較的ポジティブな考察を取り上げたが、今回はネガティブな考察を取り上げようと思う。

ちなみに今回は1フレーズだけ取り上げるので短めです、ご了承ください。
また、前回の考察であろうと今回の考察であろうと、歌詞全体の意味自体はさほど変わらないので、今後この記事を読んでくださる方の気に入った方を採用して頂ければと思います。









1番Aメロ編その3.5




"空の雷管とペーパーバック馬鹿みたいに呼吸を詰め入れた"



ここで前回の記事やWikipediaを参考にすると、雷管とは簡単に言ってしまえば爆発物。"爆発"と言われて、みなさんは何を思い浮かべるだろうか?


(岡本太郎さんを思い浮かべた方は是非1度、岡本太郎さんの執筆した本を読んでみることをオススメする)


爆発といえば、"怒り"では無いだろうか?怒りが爆発するという表現があるように、雷管=爆発物=怒り、と考えることも出来る。


ずっと病欠のセブンティーンという歌詞があるように、セブンティーンは家に引きこもっているのだろう。
さて、ここで爆発するのは誰の怒りだろうか?
おそらく、親の怒りが爆発するだろう。皆さんも仮病で休んだり、買い食いしたり、宿題をやらなかったりした時に、親に怒られた経験はないだろうか?


つまり、"空の雷管"の"空"とは、絶対的な存在である親(恐らく一般常識のある親)のことであり、"雷管"とは引きこもってるセブンティーンに対する親の怒りであるとするなら、この後に続く"ペーパーバック馬鹿みたいに呼吸を詰め入れた"とは、


引きこもりながら夢を見ているセブンティーンが親に「引きこもってないで学校へ行け!夢見てないで勉強しろ!」と叱られて、日記にその不満を書き連ねている


と解釈することも出来る。嫌なことがあったときは、それを書き出して不満を解消するのは良い事だとされているため、この解釈パターンの可能性も大いにあるという事をとりあげて今回は終わりにしようと思います。 

 

 


引用元
youtube  https://youtu.be/2PqxOytUjz0
アルバム「diorama」歌詞カード、作詞作曲:米津玄師