ささきの考え

ただの薬剤師。趣味は哲学とスピリチュアル。考え行動したことや、Twitterでは書けない思いの丈を綴った長文や考察を記事にしてます。ツイッター→https://twitter.com/ssk_ske

優しいから大丈夫

 

私は自分で言うのもなんだが、根は真面目で優しい性格だ。

だが、そんな自分に自信が無い。
自分に自信が無い人は、とても真面目で、頑張りすぎて、他人に長所を訊くと「あなたの長所は優しいところだよね」としか言われない、そんな人ではないだろうか。もちろん、全員が全員そうだとは限らないだろうが。

 

「みんなに優しく」を無意識に考えながら、相手を傷つけないように、もしくは嫌われないように探りながらコミュニケーションをとる。だから疲れて、イイ人止まりで、依存される。
たぶんこれは、環境やら癖やら性格やらがそうさせたんだと思うが、それで自分を好きになれたかと訊かれたら嘘になる。私は、ただの優男でしかない。本当は誰よりも臆病だから、優しい性格というのにアイデンティティを求めて、安心感を求めて生きているに過ぎない。
ただでさえ根が真面目で優しいのに、安心感のために更に優しくしようと真面目になれば、それは優しさという名の刃物になってしまう。誰かを傷つけ、自分さえも傷つけてしまう。

 


だからこそ、もっとが雑に生きてみよう。もっとわがままに生きてみよう。もっと適当に生きてみよう。受け入れつつ自分の意見も言ってみよう。もっと大胆に行動してみよう。もっと未来に目を向けてみよう。もっと素直に生きてみよう。

 

大丈夫、どうせ「根は真面目で優しい性格」なんだから。
嫌われるのではないか?他人が傷つかないか?そんなことを気にして生きなくても大丈夫。自分中心になるくらいがちょうどいい。