ささきの考え

ただの薬剤師。趣味は哲学とスピリチュアル。考え行動したことや、Twitterでは書けない思いの丈を綴った長文や考察を記事にしてます。ツイッター→https://twitter.com/ssk_ske

手本

ヒトは何かを学ぶ時、まずは何かを真似ねばならない。
その真似する「何か」を「お手本」にする、という。
 
 

例えば、文字。誰しも、文字の練習はしたと思う。
綺麗な、まるで機械が書いたような文字をお手本に、真似をして今の自分の文字がある。

例えば、絵。美味い絵を描きたくて練習をする時、リンゴやビン、既にある作品、何かを真似て描こうと思ったはずである。既にある何かをお手本に、真似して今の自分の絵がある。

料理、工作、歌、ピアノ、ギター、自転車の乗り方etc…

なんでも「上手だ」とか、「憧れる」とか、「一般的だ」、と言われたりするものをお手本にする。
 
 

もちろん、性格や価値観もである。
 
 
 
しかし、性格や価値観、思考などは、目に見えるものではない。ましてや、「なにが一般的」で「なにが良いもの」なのか、はっきりとしていない。
それを学ぶには、身近な人から学ぶ。
 
 
両親、きょうだい、祖父母、親戚、先生、友人…
 
 
たくさんのひとをお手本に、今の私(もちろん、あなたも)がいる。
しかし、目に見えないからこそ、間違ったものなのか、本物なのか分らない。
それを区別するには、本物である必要がある。
本物だけが本物と偽物を区別できるのである。
 
 
私も、本物でありたいものだ。